木曜日, 5月 06, 2010

MOLESKINE

世界的に有名なノートの一つに“モレスキン”というのがある。
古くはピカソやゴッホ、ヘミングウェイなどが愛用していたことで有名だ。
一度は姿を消してしまい、当時とは経営者などもかわったみたいだけれど、その品質などは今も受け継がれているようで、かく言う僕も、その愛用者の一人だ。
そのモレスキンが昨年9月に“THE HAND OF THE ARCHITECT”という本を出版した。
イタリア環境基金(FAI)がミラノの建築物、Villa Necchi Campiglioの改修資金回収のために、世界中の著名な建築家に声をかけて集まった貴重なスケッチを1冊にまとめたものだ。日本では限定30冊のみの販売で、国内で入手するのは、もはや難しいみたい。


そして今度は“THE HAND OF THE DESIGNER”という本も発売するらしい。
ちょっと興味あるけど、どうやら日本では1万円近くするらしく、妻の了解を得るには少し(かなり?)ばかりハードルが高そうだ・・・。

日曜日, 4月 25, 2010

サイン

今日は会社の看板を更新した。
もともとは透明なポリカーボネート板に会社名をシルク印刷していたのだが、長年風雨にさらされ、オレンジ色だった部分はほとんど消えて見えなくなってしまい、ブルーだったところもかなり色褪せてきていた。

そこで、なるべく低予算でキレイにしようということになり、既存のサインの上にカッティングシートを貼って、その上に『タフライト』という、一見ステンレスの切文字に見えるABS樹脂の切文字を貼りつけることにした。
経費節約のため、カッティングシート貼りとサインの取り付けは全て自前で手作業。
ところがここで意外な事実が発覚した。
ウチの奥さん、カッティングシートを張るのがとても上手なのだ。
腕前は職人並み!?
何でも、聞いてみると学生時代に内装屋でアルバイトをしていて、よく看板のカッティングシートを貼っていたらしいのだ。
かくして妻の厳しい(?)指導のもと、カッティングシートを貼り終え、そしてようやくサインも取り付け終わった。
看板がキレイになり、なんだか気持も引き締まって、また新たな気持ちで頑張ろうと心に誓ったのであった。

道具

昔、といっても今から13~14年位前までは図面を手で描いていた。
まだ、その頃の建築設計業界では今のようにCADなどが普及していなくて、一部の大手設計事務所やゼネコンを除いては図面は手で描く方が主流だった。
その時に僕が製図用として使っていたシャープペンシルは『STAEDTLER』というドイツのメーカーのものだった。
日本の他のメーカーのものに比べて重量があり、また重心がペン先にあるので、描いていて疲れにくく、手首や指先への負担が小さいと感じたからだ。
ただ、重い分、誤って床に落としたりするとペン先が簡単に曲がってしまい、泣く泣く買い換えた覚えがある。


最近ではCADが普及したおかげで手で図面を描く機会はめっきり減った。
ただ今でも、設計初期段階でのスケッチは相変らず手で描くことが多い。
この時はシャーペンだけではなくサインペンなども使うのだけれど、僕は考えている時に良くペンをクルクルと回すクセがある。
あまりお行儀は良くないがなぜか、回す。
回す時に重いシャーペンはどうも具合が悪かった。
それで、ここ10年くらいはペンテルの『GRAPH 1000 for Pro』というシャーペンを使ってきた。
(もっとも、シャーペンは回すものではなくて描くものなのだけれど・・・。)
このシャーペンもとてもバランスが良くて描きやすく、なにより重さが前述のステッドラーのものと比べて約35%も軽い。
最近では専ら、同じくペンテルの『GRAPH 1000 LIMITED』というシャープを使っている。
ただ、ふと最近、もう少し図面を手で描く機会を増やしてみようと思い立った。
そこで、更なる動機付けの意味も含めて、ちょっと高級なシャープの購入を決意した。(ちょっと大げさすぎるか・・・。)
それがこのシャープペンシル。
上述のステッドラーと同じくドイツに本社を置く筆記用具メーカー、ROTRING社のROTRING800。
かつて600Gという名称で発売され、その後廃番となってしまっていたものの復刻版だ。
リトラクタブル式で先端のペン先部分を収納することができるようになっている。
こうなってくると、最近出番の少なかった平行定規や字消し板、丸描きなども張り切って出てくることになりそうだ。

余談だけれど、もちろん相変わらずコンピューターも僕の右腕となって良く働いてくれている。
シャープペンシルのコンピューター版と言えばマウスになるのかもしれないが、とりわけ、なかでもこの3Dマウスは実に良く僕の役に立ってくれる。

3D CONNEXION社製のSpaceExplorer。
3次元CADや3DCGソフトで立体的に設計を進めていく過程で、その3D空間の中を自由に飛び回ることを可能にしてくれる優れものだ。
もうかれこれ2~3年は使用しているので少し薄汚れてきてはいるものの、まだまだ僕の右腕(実際には左手で操作するのだけど)として頑張ってくれている。


どうやら、この先も僕の道具おたくっぷりは、当分おさまりそうもない・・・。

火曜日, 3月 23, 2010

もうすぐ完成!





昨年から進めていたプロジェクトが、もうすぐ竣工です。
当初、デザインについては本社のあるアメリカのミルウォーキーにいらっしゃるご担当者主導のもとに進めていたのですが、後半になってローカルの方の意向が反映されることになり、少々デザインの方向性は変わってしまいました・・・。でも上出来だと思います。(自画自賛)
これから、サーバールーム内でサーバーやスイッチングハブ、UPSなどの設置がはじまり、家具の搬入なども並行して行われます。
余談ですが今日、この現場の設計検査に行った時に、香港にいるはずのお友達と偶然このビルのEVホールで出くわして、お互いにびっくり!なんでも今週の日曜日までお休みで日本に帰ってきていて、偶然このクライアントと同じビルに入居している東京のオフィスに寄ったのだそうですが、僕もこの現場には週に一回くらいしか来ていなかったので本当にすごい確率です。
偶然ってあるもんですね・・・。

土曜日, 3月 20, 2010

HP全面リニューアル!!


HPを全面リニューアルしました!!
昨年から予定していたHPの全面リニューアルがようやく完了しました。
これからもっともっとがんばらなければ!!

火曜日, 11月 24, 2009

The Gallery

これは千葉県の木更津に今月完成したプライベートギャラリーです。
市街化調整区域内であったり、急傾斜地崩壊危険区域や22条区域であったりと郊外の割には法的な規制が多く、思いのほか設計に苦慮しました。
その分、竣工に対する感慨もひとしおです。基本的には施主が自分の描いた作品を展示する目的で建設されていますが、もしスペースを利用したい方があればかなり安価にレンタルすることも考えているようですのでご興味のある方は是非、ご一報下さいw
これはファサードの夜景です。


これは中庭。
その気になれば彫刻など、立体作品の展示も可能です。


ここからは内部の展示スペースです。
設置してある椅子はIKEAの木製スツールです。
基本的には絵画や写真の展示などが主体ですが、ワークショップなどの多目的な利用も可能です。


ここは中庭に面したプラスアルファの展示エリアです。

ここも、なかなか予算が厳しかった(って言うか、いつも?)のですが、なんとか竣工までこぎつけました。

リフレッシュルーム

これは今年の夏の終わりごろに竣工した某外資系企業のオフィスのリフレッシュルームです。 仕事の合間でも出来るだけリラックスできるよう、なるべく “オフィス” を意識させないデザインを心掛けました。


予算は結構厳しかったのですが、そのなかではよく出来たのではないかと 自負しております。
(自画自賛w)

オフィスデザイン

私が最近デザインしたプロジェクトもいくつかご紹介。
今年の春先に竣工した某外資系金融企業のオフィスです。
ちなみに、これは受付。



これは会議室です。

お客さまをお迎えする"Welcome"なイメージを、ちょっとホテルっぽい感じで表現してみようと試みました。

水曜日, 6月 25, 2008

代々木体育館

代々木体育館です。
私が生まれる前に既にこの建物は完成していました。
竣工後40年以上が経過しているとは思えない程、斬新で美しいフォルムです。
言わずと知れた、日本の名建築のひとつで、設計は建築家の丹下健三さんと構造家の坪井義勝さんによるものですが、高張力鋼による吊構造は、構造を見事なまでに形態美へと昇華させています。

MOBILE ART エントランス

エントランスの床です。ザッハらしいです。
中は撮影禁止でした・・・。残念。

シャネル MOBILE ART

先日、曇天の中、シャネルのモバイルアートを見に行ってきました。ザッハハディドの設計(もはや設計と言うよりはデザイン?)による仮設パビリオンです。その形態やエントランスの床などは、まさにザッハの真骨頂といった風情でしたが、逆にそのすぐ脇に立つ代々木体育館がとても気になってしまいました。

月曜日, 10月 01, 2007

朝焼け


帰りの機内から撮影した朝焼け。
さて、次はどこに行くことが出来るでしょうか。
もう、今から楽しみです!!

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早朝のビルバオ空港


帰国の日の早朝、ビルバオ空港で撮った1枚。
空は湿りがちでしたが、照明に照らされて輝く空港の姿はとても美しく、感動的でした。

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ビルバオ空港内観


サンティアゴ・カラトラバ設計のビルバオ空港の内観です。
相変わらず構造美を前面に打ち出した意匠はとても優雅で繊細なイメージを与えます。ただ、一部外壁がかなり汚れており、メンテナンスの重要性を痛感しました。
ちなみに一部の自動扉は傾斜した壁に合せて、傾斜して設置されていました。

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夜のペドロアルペ橋


夜のペドロアルペ橋。
設計はJ.アントニオ・フェルナンデス・オルドネス。
正直、日中に見た時はなにかのダクトのようにも見えたのですが、夜はとても奇麗でした。

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シェラトンの客室内部


宿泊した部屋の内観です。
窓は公園に面しており(チェックイン後に変えて貰ったのですが・・・。)遮光と透光、2枚の自動昇降式ロールスクリーンが設置されていました。

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シェラトン・ビルバオ・ホテル


ビルバオで宿泊したシェラトン・ビルバオ・ホテル
設計はリカルド・レゴレッタ&ビクター親子です。

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メトロキャノピー


ノーマン・フォスター設計のメトロのガラスキャノピーです。
近未来的なデザインではありますが、どこか芋虫の背中のようにも見えなくもない・・・?

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Torres Isozaki


磯崎タワーの全景です。
日本の有名建築家が海外でも高い評価を得ている姿を見ると、羨ましくもありますが、とても励みになります。
ちなみにAteaはバスク語でゲート(Gate)、Torreはタワー(Tower)の意味のようです。

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Zubizuri


カラトラバ設計のズビズリ橋です。
ズビズリとはバスク語で“白い橋”と言う意味のようです。
カラトラバらしく、調弦構造の主梁と、そこからデッキを吊り下げる為のケーブルを利用して見事な造形美を創り出しています。
背後にはTorres Isozaki(磯崎タワー)が見えます。

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グッゲンハイム内観


実は内部は撮影禁止のようなのですが・・・。
形態的には内部も外部の有機的なフォルムを踏襲し、かつガラスと石、そして白い壁などで見事に構成されています。

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グッゲンハイム美術館を対岸から望む


ネルビオン川(ビルバオ川)を挟んで対岸から見たグッゲンハイム美術館です。外壁の大半はチタニウムで覆われています。館内で借りる事の出来る音声ガイドによると、設計には航空機の設計に用いるCADシステムなどが利用されているようですが、このうねる外観からもそれは頷ける気がします。

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グッゲンハイム ビルバオ


雨にけむるグッゲンハイム美術館です。
残念ながらこの日は雨だったのですが、後日晴れた日に見学する事が出来ました。
やはり、一目でゲーリーの設計とわかる、とても特徴的なデザインです。

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怪獣?


通り側から見たマルケス・ド・リスカルです。
一見、歴史ある街に忽然と現れた怪獣のようにも・・・?

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マルケス・ド・リスカル


Elciego(エルシエゴ)にあるフランク・ゲーリー設計のホテル、マルケス・ド・リスカル。ワイナリーの中にあり、このワイナリーツアーに参加する事で何とか近づく事は出来ましたが、中に入ることは出来ませんでした。ゲーリー独特の造形的表現が目を惹きます。

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ブドウを積んだトラック


トラックいっぱいに積まれたブドウです。
近くで出会ったこの近くに住む小さなワイナリーのおじさん家族にワインやマスカット、サラミやオリーブなどを御馳走になりました。
とても気さくで明るい人達で、バスク特有(?)の赤いベレー帽と共に記念撮影をしました。
自家製のオリーブやワインは絶品でした。

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Ysios内観 その2


うねる屋根は内部にもその構造体と共にそのまま“あらわし”となっており、ワインの為に調湿され、温度管理された樽の貯蔵空間をダイナミックに演出しています。

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Ysios内観 その1


内部の壁の一部はワインの色に合わせたのか(スペインではどうやら赤ワインの方が主流の様です)、鮮やかなワインレッドに染められていました。

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Ysios外観 その2


正面のエントランスを横からとらえたところです。巨大です。
想像していたよりもこの屋根はかなり大きなものでした。
建物の正面には池があり、水面に反射した光が木製の壁に映って揺れていました。




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Ysios外観 その1


Laguardia(ラグアルディア)にあるサンティアゴ・カラトラバ設計のワイナリー、Ysios(イシオス)です。波打つ外壁は木製、屋根はチタニウム鋼板でしょうか。

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